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【競馬】ラジオNIKKEI賞を過去結果からレース分析 馬券は勝馬と2,3着馬で分けて考えたい理由

 

今回は、ラジオNIKKEI賞の過去10年の結果からレース分析を行っていこうと思います。

まず基本情報ですが、ラジオNIKKEI賞(G3)は福島競馬場(芝・1800m)で施行される重賞レースで、3歳限定のレースでは珍しいハンデ戦となっています。かつてはダービー優勝馬は出走できなかったため、ダービーを負けた馬や、出走できなかった馬がこのレースに出走することから、「残念ダービー」とも言われ、ダービー優勝馬が出走できるようになった今でもその名で呼ばれるレースです。

 

確かに、昔からこのレースに出走するメンバーは春先に勝ち上がって、ダービー時にようやく自己条件を勝った馬がこのレースに出走するイメージです。

直近でこのレースを勝ってその後活躍して、G1を勝った馬ですとスズパレードや、このレースに勝つ前にG1ホースとなったダイナコスモス、シンコウラブリィくらいでしょうか?直近ではこのレースで勝った馬が後にG1馬となった馬を見たことがないです。

私の勝手なイメージですが、このレースの特徴というか歴史的には、ひと昔前にこのレースを勝ったロックドゥカンブなど、G1級の能力を持った馬がG1では善戦するものの、中々タイトルに恵まれず、

最後は故障して引退するというイメージを持ったレースです。そういう負のイメージを持ったこのレースの勝馬がいつかG1馬になれるかという意味でも今後注目したいレースです。

 

さて、少し前置きが長くなりましたが、ではさっそくこのレースの分析を行っていきましょう。

 

 

 

 

~ラジオNIKKEI賞を得意とする血統とは?~

 

勝馬の特徴

 

ラジオNIKKEI賞を得意としており、出色の成績を残しているのは、産駒デビューの

2011年より、7年で4勝のディープインパクト産駒でしょう。また去年は直系でディープインパクトの血を引くディープブリランテ産駒が勝っており、過去7年で5勝とディープインパクト系が強さを見せているレースです。

また、サンデーサイレンス系全体的に非常に強く、過去10年で10勝となっており、サンデーサイレンス系が圧倒的な強さを見せているサンデー御用達のレースです。

 

しかし、単純にサンデー系が強いと言っても、出走馬の割合がサンデー系で占める割合が非常に高くなる近年の重賞レースの傾向からそれ以外の特徴はないか考えると、ジョッキーの斤量に注目していきたいです。このレースでは54㎏のハンデが強く、過去10年で6勝しています。血統+斤量で条件に合う馬が居れば注目していきたいデータです。

 

2,3着馬の特徴

 

ここでもまずサンデー系が強く、過去10年の2,3着馬の20頭中8頭がサンデー系となっています。また、母父にサンデー系が入っている馬を入れると20頭中13頭が馬券に絡んでおり、まずは父母にサンデー系が入っていないか確認しておきましょう。

また、勝馬の割合では圧倒的な強さを見せているディープ産駒ですが、

この条件では、過去7年というデータですがディープ産駒は一度も馬券に絡んでおらず、頭(1着)以外では思い切って馬券から切るという作戦もアリかもしれません。

 

~人気からラジオNIKKEI賞勝馬を考える~

人気面で勝馬を考えると、過去10年で振り返ると、1番人気が2勝、2番人気が3勝となっていますが、勝馬という条件では、それほど突出した傾向がありません。しかし、ここで上で挙げた条件でディープインパクト系の血を持った馬という条件で考えると、

7年で5勝という素晴らしい成績を残しています。逆に考えると、現時点ではディープ産駒は2番人気以内に推された馬以外は来ておらず、2,3着にも残っていないという結果が分かります。そのためディープ系の血統の馬を買う際は2番人気以内にしましょう。

 

~馬券を買う際の軸馬を考える~

 

馬券を買う際に3連複などの軸などを決める際に、非常に来やすいデータがあります。

それは「枠番」で、2枠の馬が過去10年で馬券に9頭が馬券に絡んでおり、注意が必要となっています。

 

~ハンデから馬券に絡む馬を考える~

 

勝馬の特徴

 

勝馬の特徴は上の方でも少し触れましたが、54㎏が10年で6勝となっており、注目しておきたいレースです。

 

2,3着馬の特徴

 

53㎏が20頭中7頭が馬券に絡んでおり、55㎏gも20頭8頭が馬券に絡んでおり、ハンデが53㎏と55㎏の馬で2,3着の75%を占めており、2,3着馬を考える際にはこのハンデの馬を中心に考えるとよいでしょう。また、1着馬の割合で紹介したハンデ54㎏はこの条件では過去10年で2頭しか絡んでいませんので、基本的には、勝馬はハンデ54㎏から選び、2,3着にはハンデ53㎏か、55㎏から選ぶとよい結果になりやすいと考えられます。

 

~まとめ~

 

上記のように勝馬と2,3着に来る馬の条件が微妙に違う結果となり、馬券を購入する際に注意しておきたいデータです。

 

注目データ

  • ディープの血を持つ馬が産駒デビューの2011年から7年間で5勝
  • 勝馬の6割はハンデ54㎏から輩出されている
  • 2,3着馬はハンデ53㎏と55㎏から2,3着馬の75%が輩出されている。
  • 2枠の馬が馬券に過去10年で9頭絡んできている。
  • ディープ産駒を買う場合、2番人気以内の馬を買う