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FX初心者におくるFX初心者のためのFX講座③ ~通貨の特徴編~

今回はFXにおける通貨の特徴についてお話しようと思います。というか通貨に特徴があるって知ってました?私はFXを始めるまでスワップのことを聞きかじりで知ってるくらいでよく知りませんでした。この記事のシリーズはFX初心者に向けてということをテーマに書いているので、自分が初心者の時に知っていればあんな目に合わなかったのにというところからこういうテーマにしてみようと思いました。ま、自分も何百万、何千万、何億と稼いでいるわけではないので、初心者に向けてなんて言えたレベルではないのですが、自分の言葉でできるだけわかりやすいようにというのを心がけて頑張ってみます。

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①ストレート通貨、クロス通貨って?

ストレート通貨、クロス通貨とは基本的に世界で一番のメイン通貨である「ドル」をクロスさせてトレードするか、直接トレードするかの違いです。

例(1)

日本円⇒1ドル=109円

よくニュースで「1ドル109円です」とかで言われる1ドル手に入れるのに109円必要ですよという意味です。

 

例②

ドル円⇒1ドル109円×1豪ドル0.7534=82.12円

クロス円の場合、こうなるのです1豪ドル=0.7534米ドルとなるように豪ドルの方も米ドルが深く絡んでいます。結局豪ドルのレートの決め方も米ドルが絡んでおり、例えばの話で1ドル109円から1ドル108.5円になり、豪ドルの方も1豪ドル=0.7534から0.748米ドルと円も豪ドルもおよそ0.5円、0.5ポイント落ちた時には 合成通貨の豪ドル円は82.12円だったものが81.158円と円も豪ドルも単体でみると0.5ポイントしか動いてませんが、合成通貨での値動きはおよそ1円近く動くことになります。

逆にドル円が108.5に落ちても、1豪ドル=0.7584米ドルとなった場合に82.286円となりほとんど変動しません。

このようにクロス円とストレートドルの違いは分かっていただけたでしょうか?

また、クロス円は日本の経済指標で急激に動くことは稀ですが、反対にストレート通貨であるドルの経済指標などでは急激に動くことがあります。有名な指標ではアメリカの雇用統計などが当てはまります。

 

 

ここでは最初に代表的な通貨についてお話しようと思います。

②各国通貨の特徴(有名どころ)

  

 

(1)米ドルとは

アメリカ合衆国様の通貨で、世界の基軸通貨として国際的に非常に存在感のある通貨で、世界で一番取引の多い通貨です。かつては有事の際のドルと言われ、戦争などの有事の際に買われることがあった通貨ですが、現在では円がその役割を引き継いでいます。そのため遠く離れた日本にはまったく関係のないところで起きた災害や、戦争などの影響をもろに受けて、すぐに円高(ここ重要)になります。そして円高になる=ドルが買われるという動きになるので、クロス円の場合、相手通貨もドル高となる可能性が高く、仮にドル円が0.5円程度の動きだったとしても、クロス通貨では2倍以上の値動きとなることも良くあります。

(2)ユーロとは

 欧州における単一通貨であり、欧州の多くの加盟国がユーロを取り扱っているため、第2の基軸通貨と言われ、ドルの次に取引量が多いため、存在感も抜群なのですが、欧州ソブリン危機やイギリスのブレグジット問題などが発端で最近揉めているイメージです。通貨の動きは値動きも激しく、米ドルと反対の動きになることが多い通貨でもあります。証拠金も多く必要ですし値動きも激しいので初心者にはお勧めしません。

 

(3)イギリスポンドとは

ポンドと言えばイギリスで使われる通貨で、ほかの国でも同じ名称の通貨がありますがこの業界でポンドと言えばイギリスポンドが当てはまります。ドルやユーロには取引量が少ないため、値動きが半端なく、ブレグジットの際には記憶では一日で40円くらい動いてました。1000通貨で1円動くと1000円なので1000通貨で40円も動けば、40万です。1万通貨でやっていたら400万円(笑)ここの通貨はあまりの値動きの激しさで別称殺人通貨と言われてもいます。ちなみに私はブレグジットの際には豪ドル円南アフリカランドで10数万儲かりましたが、40円も落ちた通貨なら反発期待で買うのも手だと思い、思い切って保有しようかと悩んだのですが、結局怖くて手を出せませんでした。

 (4)豪ドル

豪ドルとはオーストラリアで発行されている通貨で、米ドルと同じドルという名称を使っています。一般的に米ドルを「ドル」オーストラリアで使われるドルを豪ドルと呼んでいます。

では豪ドルとは、なんぞや?という話なのですが、豪ドルは基本的に資源国通貨です。

産出される資源は鉄鉱石が一番大きなウェートを占めていますが、それ以外でも金や、亜鉛なども産出される資源大国です。また、オーストラリアという国は基本的に先進国で、通常このような国は政策金利が低いことが多いのですが、豪ドルも最近は低金利政策に転換したものの高金利通貨と言えばまず豪ドルと言われている時代もありました。

そのため投資される人も多く値動きもそこそこ激しいのでそれなりに資金力があればお勧めしたい通貨でもあります。また、資源国のため鉄鉱石の価格や世界の工場と言われている中国の指標にも影響を受けやすいため中国の景気が減速しだすと、豪ドルもつられて下落することがままあります。また、原油価格などの影響も受けやすく、原油価格が下落すると豪ドルも下がることもあります。

このあたりが大体のメジャーな通貨の特徴といったところでしょうか?

基本的に通貨の特徴を知っておくと、いざ投資する際にここの通貨が今高値圏なら、こっちは安値圏になるからこっちに投資して長いスパンで投資しようという考え方もできるので通貨の特徴を知っておくことは結構重要だと思います。

 

 

③各国通貨の特徴(マイナーどころ)

(1)南アフリカランド

 FXでランドと言えば南アフリカランドで、南アフリカ共和国の通貨でもあります。私も一時期ここをメインにトレードしていたことがありますが、何気によく儲けたところでもあります。ランドの特徴は金やダイヤモンドをはじめ鉱物資源が豊富に取れて、ここも豪ドルと同じく資源国通貨でもあります。南アフリカは失業率が非常に高くおよそ20%を超えるような国で、そこが発端で犯罪も多く、治安の悪い国でもある。

また、ランドは高金利通貨のひとつであり、現在は6.5%(2018年5月現在)となっており、非常に高金利である。また現在1ランド=8.5円(2018年6月1日)現在で動いており、証拠金があまり高くなく少額から始めることができる通貨でもあります。

しかし、基本的にどこのFX会社も1万通貨からの取引となっており、調子に乗ってたくさんの通貨量を保有すると1円動いただけで10万単位で含み損が増える場合もあり注意が必要です。というのもランドは価格変動(ボラティリティ)が非常に高く、1日で何十銭も動くことがあり、一万通貨でやる場合、結構な金額となるためです。しかし注意は必要ですが、うまくやると大きく儲けることもできるためお勧めの通貨でもあります。

 

(2) トルコリラ

現在、私がメインでトレードしている通貨です。

トルコリラとはトルコ共和国の通貨で、トルコリラの特徴と言えば何といっても高金利なところで2018年6月現在16.5%と日本の低金利に慣れている人にとっては強烈に魅力的な金利です。あとで後述しますが高金利には高金利になる理由があります。

トルコはヨーロッパ、アジア、アフリカも陸続きで来れるんじゃないかという世界の要衝と言っても過言ではないんじゃないかと思います。有名なことわざで「すべての道はローマに通ず」という言葉があり、全盛期のローマ帝国、全世界の道はローマに通じていたころからできた言葉らしいですが、私は現在のトルコこそそれに当てはまるんじゃないかと思ってます。それくらい物も人の行き来も多い国となっており、7800万人強と人口も多く、さらに年寄りが少なく労働人口も多い国です。そのためこれから発展する国として期待されています。

では、経済の方はというと数字上すごく好調です。2017年のGDPは7.4%も成長しており、個人消費も多く、数字上はとても好調です。しかしそういった好調は政府の減税や融資拡大支援によるところが大きく、これらの影響が物価高、経常赤字に影響しています。こういったことから高金利になっているのですが、トルコ大統領、エルドアン大統領はこのような状態でも中々、金利を上げたがらずに、トルコリラの価格は下落、下げすげてやべぇってなった時にようやく重い腰を上げるということばかりで、後手後手に回っている印象です。もう少し早い段階で段階的に利上げをしていればこのような事態にもなっていなかったかもしれないのにと思うとなんだかなぁとも思います。

しかし、高金利に違いありません。私がFXを始めたときはトルコリラはおよそ43円前後でしたがそれが現在では23円前後となっており20円近く下落しております。43円時も安値圏と言われていましたが、それを言うなら今は超安値圏というのでしょうか?しかし、ここが底値かどうかなんてわかりません。ですので高金利だからリラに投資するというのも良く考えてください。そうでないと思わないタイミングで下落して泣きを見るということにもなりませんので。

私がトルコに投資する理由は一つ。今なら証拠金が少なくとも、今のレートで23万円、口座にお金があれば以上あれば、1万通貨買ってもロスカットには合わないという理由です。それに1万円通貨あれば金利も1年持てばかなりの額になりますしね。そういう理由でトルコに投資してます。今後反発すればよし、反発しなくても高金利でありつつけるならば、持ち続けて金利で含み損をカバーできたら売れば良いし。とりあえずロスカットにさえ合わなければという考えで投資してます。

 

 今回は以上です。ほかにも通貨はあるのですが、自分で取引したことのない通貨は語れませんし、薄っぺらいものになると思うのでもし今後ほかの通貨にも手を出すようになったら考えようと思います。