人生逆転満塁ホームラン

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函館2歳ステークスレース分析過去10年データからレース傾向を考える

 

今回は函館2歳Sのレース分析を行っていきたいと思います。

この時期の2歳戦というのは、ほとんどの馬が新馬、もしくは未勝利を勝っただけの馬が挑戦するレースとあって、力関係もはっきりしていませんので、思いもしない穴馬などが突っ込んでくるケースを多々見ます。

そのようなレースで、データがどのように生かせるか、個人的には興味のあるレースです。では、さっそくレース分析を行っていきます。

 

函館2歳ステークスは、函館競馬場で芝1200mで施行される重賞競走(G3)です。1969年から開催される伝統的なレースで、中央競馬で行われる一番最初の2歳重賞です。

過去にはアグネスワールドなどを筆頭に後に名を残すようなG1ホースを数多く輩出していたレースでしたが、2000年代から2017年まではこのレースの勝馬はのちにG1を勝った馬が皆無という状況であります。

 

 

 

函館2歳Sで好走する血統

1着に来る馬の血統

この時期の2歳というというのは、力関係がはっきりしません。レース展開や新馬・未勝利戦などの出走メンバーの力量も大きくばらつきがあるため、予想が難しくなるのもこのためですが、勝馬の血統に注目することでこのレースで、好走する血統がいないか探してみます。

このレースを1番勝っている血統は10年で3勝のサンデー系です。しかし、2010年~2014年までには馬券に絡んだ馬が1頭だけとなっており、それほど得意としている条件ではありませんでした。しかし、15年以降17年までは逆に馬券圏内9頭のうち6頭を占めるようなことになっています。

その中でも2014年にデビューしたキンシャサノキセキ産駒に注目したいです。頭数の少ないキンシャサノキセキ産駒がこのレースで3年間で1勝2着1回という結果を出している点に注目したいです。

 

函館2歳Sで2,3着に来る血統

このレースでは、ここ3年に限ればフジキセキの血を持つサンデー系か、ダイワメジャー産駒が猛威を振るっています。しかし過去10年のデータを振り返ると、ミスプロ系が過去10年で2,3着に来た20頭のうち7頭が来ています。その中でもスウェプトオーヴァーボード産駒はこのレースを得意としており、10年で3頭が馬券に絡んでいます。それほど頭数がいない産駒の割にはこのレースを得意としているので注意が必要かもしれません。

また、ミスプロ系は母父に入っていても強く、父ミスプロ系か、母父ミスプロ系という条件で見ると、2,3着に来た20頭のうち12頭が父か母父にミスプロ系の血を持った馬がきているという状況です。ですので、本命が決まったら次に見る馬はミスプロ系の血を持っているかどうかを調べていきたい結果となっています。

 

 

人気で買う

1着に来る人気とは?

函館2歳ステークスは意外(?)に人気馬が強い傾向にあり、10年で1番人気が4勝しています。また、2番人気も4勝しており、1番人気か2番人気で8勝となっています。

そして、1番人気と2番人気のワンツーも多く、10年で4度ワンツー決着となっています。

 

2,3着に来る人気とは

上記にも上げましたが、2番人気の馬が強く、過去10年で7度馬券に絡んでおり、2番人気の単勝と複勝を握っておくと、保険という意味でもいい買い方かもしれませんので、注目していきたいです。また1番人気の馬も同様に10年で7度馬券に絡んでいるので、同様に単勝と複勝を持っておく良い結果になりやすいという状況となっています。

しかし、ここ4年は二桁人気馬が毎年絡んでおり注意が必要です。

 

函館2歳Sで相性の良い枠番と馬番

このレースでは3枠の相性がよく、10年で4度馬券に絡んでおり注目したいデータです。またその中でも6番は4度馬券に絡んでいて、3連複の軸や相手候補に入れるのが良い結果につながるかもしれません。また6枠6度馬券に絡んでおり、枠連はこの2枠を中心に買いたいレースとなっています。