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帝王賞2018 過去10年の結果からレース分析 帝王賞は馬体重と脚質がカギ!? 買える馬買えない馬の特徴

 

今回はこのブログを見てくれている知人の要望で、普段はやらない地方競馬の予想をしていこうと思います。今回のテーマは「帝王賞」で、過去10年の傾向と分析、馬券の予想をしていこうと思います。

 

まず、帝王賞は大井競馬場で開催される地方競馬の重賞レースです。ちなみにこのレースはG1ではないので注意。正式にはJpn1という表記のレースということになります。読みは同じでジーワンなんですけどね。ちなみにG1の表記のレースはICSCという組織から認定を受けたレースのみ「G1」表記をしても良いということとなっています。

おっと少し話がズレてしまったのですが、この帝王賞は上半期のダート界の王者を決めるレースとして長く君臨し、今年も素晴らしいメンバーが揃いました。

まず出走馬の確認をしていきましょう。

 

1枠1番 グランユニヴェール

2枠2番 ケイティブレイヴ

2枠3番 トーセンスパンキー

3枠4番 ゴールドドリーム

3枠5番 テイエムジンソク

4枠6番 リッカルド

4枠7番 アウォーディー

5枠8番 ヒガシウィルウィン

5枠9番 アポロケンタッキー

6枠10番 サウンドトゥルー

6枠11番 ネオヴェルモット

7枠12番 オールブラッシュ

7枠13番 サブノクロヒョウ

8枠14番 カツゲキキトキト

8枠15番 アサクサポイント

 

というメンバーとなっています。

ではさっそく過去10年のデータを振り返っていきましょう。

 

 

 

~帝王賞を得意とする血統~

 

勝馬の特徴

 

サンデーサイレンス系が過去10年で4勝となっておりますが、出走メンバーを見渡してみると大体、サンデー系というのが出走馬のほとんどを占めているのでものすごく相性が良いという結果ではないかもしれません。また、父ゴールドアリュール産駒が2勝しており、サンデー系だけで考えると勝馬の5割となっています。

まぁ、4頭という少ないデータですが(笑)

またミスプロ系であるキングマンボの系統も2勝しており、ブライアンズタイム産駒も2勝しています。基本的にはサンデー系とキングマンボ系(キングカメハメハなど)などから考えるとよいかもしれません。

   

帝王賞2018 サンデー系の出走馬

  • グランユニヴェール
  • ケイティブレイヴ
  • トーセンスパンキー
  • ゴールドドリーム(ゴールドアリュール)
  • カツゲキキトキト

となっております。

ちなみに今年はキングマンボ系のキングカメハメハ産駒はアサクサポイントのみの出走予定となっており、10歳馬ですしさすがに少し割引が必要かもしれません。

 

 

2,3着馬の特徴

ノーザンダンサー系が過去10年の2,3着馬から20頭中6頭が絡んでおり、3割がここから輩出されています。またゴールドアリュール産駒は勝馬も含め馬券に5頭絡んでいるので、サンデー系の中でもゴールドアリュール産駒には特に注意が必要です。

帝王賞2018 ノーザンダンサー系出走馬

  • テイエムジンソク
  • リッカルド
  • アポロケンタッキー
  • サウンドトゥルー

となっています。ちなみに今年のゴールドアリュール産駒はゴールドドリームのみとなっており、データ的には買いやすい馬となっています。

 

~人気から買える馬を分析する~

 

勝馬の特徴

 

勝馬の人気から読み解くと、1番人気が4勝となっており1番人気の割には可もなく不可もなくといった成績です。私の感想ですと帝王賞のイメージは頭が固いイメージでしたが実際にはちょくちょく飛んでおり、2年連続で1番人気が負けているレースとなっています。その前も2015年のホッコータルマエの前も2年連続で負けており、ここ5年では1勝となっています。また3番人気が2勝、5番人気の馬が2勝しています。

 

2,3着馬の特徴

 

2011年~2017年まで毎年、1~6番人気以内の馬で3着まで決まっており、基本的には固いレースとなっています。荒れた2010年もG1 クラスのレースを何度も勝っているカネヒキリ、フリオーソ、ボンネビルレコードというダート界の重鎮が人気を落としての結果で、2009、2008年も1~4番人気で3着までが決まっており、基本的には当日のオッズで実力を評価されている馬が順当に来るレースとなっています。

 

~脚質で分析する~

 

勝馬の特徴

 

圧倒的に逃げ、先行馬が強いレースとなっており、4コーナーで3番手以内に付けてる馬が勝馬の9割を占めており、2017年のみ差し馬が勝っているという結果が出ています。また逃げ馬の3着内率も良く、過去10年で4頭が馬券に絡んでいます。

 

2,3着馬の特徴

 

4コーナーで6番以内に付けた馬が過去10年20頭のうち19頭が3着以内に付けており、差し追い込みの馬が不利な結果が出ている。このような結果から基本的にスローペースになりやすく、逃げ先行の人気馬が力を出しやすいレースとなっています。

 

~馬体重から分析する~

 

勝馬の特徴

 

勝馬も2,3着に来る馬も場体重で見ると、3着以内に来る馬の特徴が帝王賞でははっきりしており、大型馬が圧倒的に強く、1着に限れば場体重が500㎏以上の馬の勝率が過去10年で100%となっており突出しているデータとなっている。そのため当日の場体重は注目したい重要な項目となっている。そのため場体重が少ない馬は人気でも少し割り引いて考えておきたい

 

2,3着馬の特徴は

 

2,3着馬も大型馬が圧倒的な成績を残しており、過去10年で20頭中16頭が490㎏以上の場体重の馬から輩出されており、基本的にパワーが重要視されているレースだということが分かる。

 

 

~まとめ~

 

帝王賞の個人的な印象は上半期のダート界のチャンピオンを決めるレースだと思っていたので、1番人気の馬が順当に勝つというレースだと思っていましたが実際には結果的には固いレース結果となっているものの、1番人気が結構な割合で負けているレースだというのが今回の分析に出ていたのが意外でした。また、先行馬の圧倒的な成績、場体重の重要さなど普段気にしていない項目がこのレースでは重要だったり、調べていて面白い結果となりました。

 

重要データ

 

  • 1~6番人気以内の馬で3着までが過去10年で9回決まっているレース
  • 先行馬と逃げ馬が有利で4コーナーで6番手以内に付けられる馬が圧倒的に有利
  • 荒れる展開を予想するときは、G1クラスのレースを複数勝っている馬が人気を落としているときは注意

買い目は、当日のオッズを参考に発表します。(最近帰るのが少し遅いため

間に合うか微妙ですが)