人生逆転満塁ホームラン

FX、競馬、子育、その他雑記

過去10年の結果から分析する宝塚記念 勝てない1番人気の買い方

 

競馬の方も宝塚記念をもって、G1戦線もひとまずお休みを迎えるわけですが、今回はその宝塚記念を過去10年の結果をもってレース分析を行っていこうと思います。では、まず最初に宝塚記念についてですが、春のグランプリと呼ばれ、冬の有馬記念同様、ファン投票で、出走馬を決め行われるレースです。

 

2011年からはブリーダーズカップチャレンジの対象競走と位置付けられ、勝った馬には当該年のブリーダーズカップ・ターフに優先出走権が与えられるようになっています。これは調べるまで知りませんでした。

またファンファーレも独特で、このレース専用のものが作られており、このレースでしか聞けないものとなっています。

 

 

 

~血統から予想する~

 

 

(1)勝馬の特徴

 

何といってもステイゴールド産駒が強いレースとなっており過去10年で5勝とG1レースでステイゴールド産駒がこれほど強いレースも珍しいのではないでしょうか?

またヘイルトゥリーズン産駒も強く、過去10年で3着以内を占める割合が非常に多く、30頭中22頭がここから輩出されています。

またディープインパクト産駒は2着にまではちょこちょこ来ることがありますが、勝ったのは2016年のマリアライトだけとなっています。

あとはノーザンダンサー系が2勝、ミスプロ系1勝、グラスワンダー産駒が1勝となっています。特にノーザンダンサー系は馬場が渋った際に勝ち切ることがあり、2017年はモンジュー産駒が勝ち、2008年はフレンチデピュティ産駒が台頭しており、馬場が渋った場合だけ買い目に入れるのもありかと思います。

(2)2,3着馬の特徴

 

ここはヘイルトゥリーズン系が過去10年、20頭のうち16頭がこのパターンであり、サンデー系か、グラスワンダーの血を引いた馬以外来ていないのである程度は絞れる可能性が高い結果となっています。残りはキングマンボの血を引いた馬が3度絡んでいますが、確率的にはそう高くない結果となっています。なんにせよ、サンデー系の馬か、グラスワンダー系の馬から探すのが吉となっています。

 

~枠順から予想する~

 

(1)勝馬の特徴

 

宝塚記念では、枠順が重要となっており、8枠が過去10年で6勝と非常に強い結果となっています。また6枠が3勝となっており、9割がこのどちらかの枠から勝馬を輩出される結果となっています。

(2)2,3着馬の特徴

 

馬番2番の馬が過去に4度馬券に絡んでおり注意が必要。また、2枠の馬も4度馬券に絡んでいるので、こちらは枠連というよりは3連複や3連単の相手候補で買うのがお勧めだと思います。

 

~牝馬に注意~

 

このレースでは、古くはエアグルーヴやスイープトウショウなど牝馬が勝っており古馬混合G1で珍しく、数多くの牝馬が馬券に絡んでいる。過去10年、馬券に絡んだ30頭中8頭が牝馬となっている。

 

ちなみに馬券に絡んだ8頭のうち、5頭がディープインパクト産駒となっており、ディープインパクト産駒がこのレースに参加できるようになった2011年以降で馬券に絡んだ牝馬はすべてディープインパクト産駒となっているので注意が必要。また、ディープインパクト産駒の母父がミスタープロスペクター系も相性がよく5頭中4頭がこのパターンで馬券に絡んでいる。

 

~1番人気の買い方~

 

宝塚記念では1番人気の勝率が低いレースとなっており、過去10年で勝ったのは、このレースを出走するまでにG1を複数勝ったオルフェーブルとゴールドシップだけとなっており、勝つにはかなりの能力を持っていないと厳しい。しかし、3着以内という条件では10年で8度馬券に絡んでおり、高確率で馬券内には来ている。なので連複の軸としては買いやすい結果となっている。

 

~ まとめ~

 

宝塚記念のデータを分析していて、思ったのは思ったより過去実績に偏りが出ており、来年以降も注目のデータが目白押しとなっています。今年外れても来年以降も使えるので、注目していきたい結果です。

注目データ

 

  • ステイゴールド産駒が過去10年で5勝
  • 6枠と8枠の馬が過去9勝
  • 牝馬が強く、過去10年で8頭馬券に絡む。またディープインパクト産駒で母父がミスプロ系の馬が馬券に絡んだ5頭中、4頭がこのパターン
  • 1番人気の馬は過去2勝
  • 1番人気は3着以内という条件では10年で8度馬券に絡んでいる

以上のようにデータが偏っており、今年はこのデータ通りの結果となるか非常に注目していきたいレースとなっています。