人生逆転満塁ホームラン

FX、競馬、子育、その他雑記

サッカー日本代表が、グループリーグで敗退しないためにはどうしなければならないか考えてみた

ワールドカップ面白いですねー。放送時間も早い時間だと19時からだし、色んな試合が沢山見られる点では今回のワールドカップ楽しいです。

色んな試合を見ていて思うのは、本命と目されている国でも初戦はかなり苦労してるのが見てとれます。

例えばウルグアイはツートップにスアレスとカバーニがいて強力なFW陣を擁して居ますが、相手キーパーのスーパーセーブ連発に中々ゴールを割れずにいて、スアレスが抜け出してキーパーと一対一の場面で焦りすぎてシュートすら打てずにキャッチされたりしていて、スーパースターでもW杯初戦というのは中々難しいものなのでしょうね。

さて、今夜の記事は

「サッカー日本代表がワールドカップで敗退しないためには?」です。

やはり、日本代表の事はほかの国のどんなスター軍団の動向より気になるものですし、私も気になります。下馬評ではやはり分の悪い戦いが予想されています。
ですが私からしたらどんなスポーツでもジャイアントキリングを起こすことは可能です。日本の野球でWBCで過去に2回世界一になれたのはなぜでしょう?チーム数が少ないと言われればそこまでですが、その代わり決勝トーナメントはアメリカやドミニカ、キューバといった野球の世界屈指が大した番狂わせもなく勝ち上がってきますので、ある意味ではサッカーよりも決勝トーナメントで勝ち上がることは難しいといえるかもしれません。
では、なぜ日本は勝ち上がることが出来たのででしょう?今日はそのあたりの理由も踏まえてサッカー日本代表がグループリーグを突破する方法を考えていきたいと思います。



①日本代表がグループリーグで敗退しないためには?


では、日本がグループリーグを突破するにはどのような条件が必要となってくるのでしょうか?ここではそれについて考えていきます。

まず、突破するための第1条件は第1戦のコロンビア戦にあります。ここでどのような試合を見せることができるか、そこにかかっています。
コロンビアは前回大会で旋風を巻き起こし、前回大会でも日本は惨敗を喫しました。ですが、前回と違う点が一つあります。一つは前回のコロンビア戦は3戦目、今回は1戦目ということです。そして、それがこのグループリーグで1番番狂わせが起こせる最大のチャンスがあります。

(1)どんなチームも初戦は固くなる

どんなチームも初戦は重圧と固さでどうしても動きが悪くなりやすいです。ウルグアイのスアレスはまるでどこぞのゴール前でシュートを打てない某代表チームのように金縛りにあっていました。メッシも普段、ほぼ外さないPKを外していました。これだけの世界屈指のプレイヤーでも、初戦というのは特別なものでしょう。そして、そこに日本にとって圧倒的な格上であるコロンビアに勝つ可能性を見出すチャンスと言えるでしょう。

例えば固くなっているときの心理状態って、どうなるか想像つきますか?
私は自慢ではありますが、野球やソフトボールといった競技で学生時代、3度全国に行き、一度は3位になるくらい勝ち残った経験があります。そのためトーナメント経験は一般的な人に比べたら豊富な経験を持っている方だと思います。
そんな私の経験ではありますが、一つ言わせてもらえば、どんなチームでも初戦は緊張していて、固くなりがちです。そのため格下が格上と戦う上で一番チャンスがある舞台と言えます。

例えば想像してください。
もし、あなたが優勝候補のチームに所属しているとして、初戦が万年1回戦敗退チームと試合するとき、どのような心境でゲームに入り込みますか?多分、大体の人は初戦ということでどこか浮ついた気持ちがあるはずです。そしてその気持ちを落ちつかそうとするために慎重にゲームに入ろうとするはずです。ましてや1回戦ボーイのチームと試合するのだから主導権を握ろうとするはずです。
そして、自分たちのペースに持ち込もうとするはずです。

そこに付け入る隙があるのです。

例えば野球の話で申し訳ないのですが、弱者のチームが初回からいきなり初級セフティーバントを3連続で敢行したらどうでしょう?
驚きませんか?多分、普通の状態ならなんなくさばけるバント処理も、「初戦」で「初回」に「先頭バッターから3連続」で「セフティーバント」をしてきたらびっくりしますよね。もしかしたら1番バッターは足が速いバッターを置くことが多いため、警戒をすることがあるかもしれませんので、難なくさばいてくるかもしれません。でもそれを3度続けられたらどうでしょう?

通常に比べて心理状況から100%格上がエラーを起こす確率が上がります。それは1%か2%とかそんな率ではありますが、それくらいの率なら確実に上がります。要は相手が驚くことを、ゲーム開始直後からどれだけ仕掛けられるかなのです。



(2)コロンビアは油断してくる


コロンビアは必ず、油断してきます。もっと言えば見下してきます。2014年大会では、ぼこぼこにされ、ワールドカップの最高齢選手の記録のために、日本戦でGKを交代させてくるという舐めた真似をされています。しかも今回は前回のいい思い出もあり、さらには日本の監督問題で揉めていることを耳にしてるでしょうし、そんなチームと対戦するときの気持ちというのはどうしても相手を見下してしまいます。
そこに日本は勝機を見出すべきなのです。

(3)対コロンビア戦での戦術

コロンビア相手にやることは一つです。ゲーゲンプレスよろしく、前半開始時より相手にボールを持たれたら、ひたすらプレスをかけ相手DF陣を混乱におとすことです。そのためにはスタメンには走力のある選手を選んでほしいです。本田より香川、大迫より岡崎、といったように前線からプレスをかけ続けることが出来るメンバースタメンにしてほしいです。また、サイドにも本田を入れず目立ちはしてませんが、
武藤もいいんじゃないかと思います。本当は中島とかが居たらもっとよかったのですが…

このようにプレスをかけ続け、相手がイライラしたら儲けものです。そうすればさらに焦りが出て、平常な精神でプレイできなくなります。経験上、格下に攻められると焦りと、苛立ちが多くなります。そこに付け入るわけです。そうすることで、万に一つの可能性が出てくるわけです。

コロンビア戦はとにかく、走って走って走りまくること。それが唯一ジャイアントキリングを起こす可能性のあるコロンビア戦での戦法にふさわしいのじゃないかと思います。

②セネガル戦は必ず勝つ

セネガル戦は必ず勝たなければなりません。ここで負けると多分、グループリーグ敗退の可能性が大幅に増えます。
ここは絶対に勝ちたいところです。そのためにしなければならないことを考えていこうと思います。

セネガル戦で勝つにはコロンビア戦とは反対のことをする、です。身体能力の高いアフリカ勢に対して、走りまくってプレスをかけ続けることはお勧めしません。スタミナ、スピードのどちらも負けている日本が唯一勝てそうなものはテクニックを前面におした、ポゼッションサッカーです。本田をもし使うならここです。スピードよりテクニックを生かしつつ、身体能力で押されても、ボールをキープする能力があるという人選では本田が生きる可能性があります。

経験値という面においては勝てるかも?

ヨーロッパで活躍する選手も確かに居ます。ケイタ・バルデやクリバリ、サディオ・マネなどはプレミアやセリエAなどの有名チームの主力ですし、クヤテなどもプレミアで知る人ぞしる身体能力の高い選手ですが、その他の選出メンバーは国内リーグやリーグアン、プレミアからの選出がほとんどで、所属チームもそれほど有名なチームに所属しているわけではありません。もしかしたら日本人が所属しているチームの方がレベルが全体的に高いかもしれないグループリーグ唯一のチームかもしれません。勿論、経験を積んだら多くの日本人よりもレベルが高くなる可能性は高いですが、経験値という面でのみ勝つ可能性があり、それを生かした戦術を建てる方がよいでしょう。

ではそれを生かした戦術とはなんでしょう?私が思うにポゼッションサッカーでゆっくり攻めつつ、カウンターにだけ注意しておくのがいいじゃないでしょうか。向こうのDF陣や中盤の底には足が速く、背の高い屈強な選手がそろっていますので、走り勝ったり、身体能力で勝つのは不可能です。それなら相手の土俵で戦わず、長年代表チームでプレイする経験値の高いプレイヤーを多く配し、チームワークを生かしたパスワークでほんろうした方が、面白い結果になりそうじゃありませんか?


③ ポーランド戦について

私の考えではここはそれほど重要視してません。はっきり言って、ここまでで、グループリーグの突破が決まっていなかったらほぼ突破出来ません。ならここでの試合を捨ててでも最初の2試合にすべてをかけた方がよいと判断します。そしてここででは引き分け狙いのサッカーをやったり、決勝トーナメントを意識した試合をするべきだと思います。