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日本代表、GL突破おめでとう。決勝トーナメント分析 ベルギーの特徴と対策を考える

南アフリカ大会以来のグループリーグ突破おめでとう。結果的にはグループリーグはコロンビア戦で勝てたことが非常に大きかったですねー。

しかし、これからは引き分けすら、許されない決勝トーナメント。チャンピオンズリーグですら、決勝以外は、home&awayで行われ、引き分けも重要な役割を担ってきます。

しかし、ワールドカップでは、決勝トーナメント初戦から、完全決着の一発勝負のトーナメント戦となります。日本は初戦、イングランドかベルギーのどちらかとの試合となります。

追記 ベルギーに決まりました。

イングランドとベルギーは、各ポジションに一流選手を配し、特にベルギーはベルギー史上最強のチームで、キーパーから、ディフェンスから中盤からフォワードから全ポジションで、各メガクラブでチームの中心として活躍するスーパーな選手を擁しています。

では、今回の記事はそんな、日本代表の立場から考えるとかなり厳しい展開が予想されるベルギーの、
チームの分析と、対策を考えていきたいと思います。


ベルギー代表の特徴

ベルギーはキーパーにチェルシーのクルトワ、ディフェンスラインには、トッテナムのウェルトンゲン、アルデルワイデルト、そして、コンパニといった屈強なDF陣、中盤にはマンチェスターシティのデブライネが軸となっており、そのサポートにアクセルヴィツェル、カラスコといった選手が支え、

前線にはマンチェスターユナイテッドのルカク、チェルシーのアザール、ナポリのドリースメルテンスと言った、現在のサッカー界をリードする、きら星のようなスタープレイヤーを擁しており、前、書いた記事では、私はベルギーを今大会の本命ブラジルに対抗出来る唯一の国として挙げました。

今大会でも、圧倒的な強さを見せ、初戦パナマ戦で3-0、チュニジア戦で5-2と最終戦のイングランド戦を残して、グループリーグを突破しており、最終戦の結果で日本代表との試合になるか決まるという状況となっています。

では、そんなベルギー戦に当たった場合、どのようにして日本代表は戦っていけばいいか、そこを考えていきたいと思います。




ベルギーに唯一勝てる可能性があるとすれば…

ベルギーは本当に強いです。去年の暮れに日本代表は親善試合があったと思いますが、そこで日本は完敗を喫していました。
しかも当時のベルギーは完全な主力は出ておらず、正に完敗としか言いようがない結果となっております。

では、そんなベルギーを相手にどのように戦えばいいかということを考えますと、

普通に戦えば100%負けます。勝負の世界には絶対という言葉はありませんので、99.9%かも知れませんが、勝てる可能性がほぼないでしょう。

もちろん、このチームはコロンビアや、ポーランドといった、チームよりもタレントが揃っており、下手をしたら今大会No.1の可能性すらあります。

そんなチームを相手に引き分けに持ち込もうにも失点をゼロに抑える可能性が今の日本のDF能力ではかなり厳しいものがあります。

では、どうすればいいかですが、戦いかたの基本はグループリーグのコロンビア戦と、同様に前線の大迫、乾、原口、香川といった選手がプレスをかけ、相手DF陣を混乱に陥れて、コンビネーションで点を取りに行くスタイルしか可能性が見いだせません。しかも基本的に守備を重視して、数少ないチャンスを得る以外可能性が低いとしか言えません。

結果的には、コロンビア戦では、開始2分で、相手が自滅したので、その戦法が何分続けることが出来たか分からないですが、あの戦いかたは効果があるはずです。

決勝トーナメント初戦ですので、相手も緊張します。そのためベルギーも慎重に試合に入ってくる可能性が高いでしょう。そしてそこを突くしかありません。

出来れば先制点、もし先制点を取られても諦めずにボールを追い続け、ベルギーに落ち着かせる暇を与えないことが唯一の戦法だと言えるでしょう。
あとは日本にワンチャンあるとすれば、それは日本戦で主力を温存してくる可能性です。

相手からすれば決勝トーナメント初戦が日本でラッキーと思っていることでしょう。もし、ベスト16で勝てば次は高確率でブラジル戦となるでしょう。そのために少しでも主力を休ませ、ブラジル戦に全力を注ぎたいという欲が出てくるはずです。

もし、主力を休ませてくるような展開で、日本を舐めてくれれば儲けもので、そのような状況になった場合、少し可能性が出てくるはずです。

結論からしますと、ベルギーが初戦の場合、かなり厳しい展開が予想され、勝ち目はほぼ薄いです。
が、コロンビア同様、日本を舐めてくれれば数パーセントの可能性で勝てるチャンスが出るかも知れません。

追記 ベルギーは、主力を休ませたなかで、1位となってきました。これはかなり苦しい戦いになるかも知れない…


そして、その場合の日本のキープレイヤーは川島となるでしょう。ここまであまり調子はよくありませんが、彼はたまにスーパーなセーブを連発することごあり、それを決勝トーナメントの舞台で出せれば、韓国がドイツを破ったみたいに、相手を焦らせることが出来るかもしれません。

その展開になった場合、カウンターで点を取る可能性が上がります。そのためにも川島が調子を上げて決勝トーナメントにピークを持っていって欲しいです。

日本代表にとって、今大会のワールドカップは、ここまで理想的な展開が連続しております。過去ベスト16で敗れた時は、主力を休ませることが出来ず、決勝トーナメントで力尽き、敗退してしまいました。しかし、今大会では、ポーランド戦では敗けはしましたが、セネガルも負けるという最高の結果をもって、主力を温存したなかで決勝トーナメントに進出出来ました。これは過去の大会と大きく違う点で、そういう意味では日本には運があります。あとはその運を生かして、ベルギー戦に生かすことが出来るか、そこが1番のポイントと、となってくるでしょう。