人生逆転満塁ホームラン

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マーメイドS 過去成績からみるレース傾向 

 1996年に新設され、3歳以上牝馬限定戦となっていて阪神競馬場・芝1800mで施行されており新設された1996年から競馬場や距離などは変わっていません。当初は別定戦として行われており、2006年よりハンデ戦に変更されました。過去10年で一番人気が2勝とハンデ戦らしく荒れやすいレースとなっている。難解なレースではあるがなにかヒントはないか、データから探っていこうと思います

 

 

 ~血統から予想する~

 (1)勝馬の特徴

 

 

サンデーサイレンス系が過去10年で7勝と圧倒的な成績を上げてます。しかしサンデー系と言っても、勝馬の種牡馬を見ると、ディープインパクト産駒が2勝となっているがそれ以外は全頭種牡馬が違うので特徴という特徴はないです。しかし、勝馬の母父を見見ると、ヨーロピアン血統が強く、サドラーズウェルズ系やトニービン、ノーザンダンサー系などがよく来ているという特徴があります。また、父サンデー系と母父ノーザンダンサー系、トニービン系、サドラーズウェルズ系の組み合わせでは勝馬の6割を占めており、父サンデー系を本命にする場合、ノーザンダンサー系やトニービン(グレイソブリン)系などのヨーロピアン血統を探すといいでしょう。

(2)2,3着馬の特徴

父がマンハッタンカフェ産駒が過去10年3着内馬30頭のうち6頭が絡んでおり、連に入れておくといいかもしれません。そのほとんどが人気薄であり、出走頭数も少ないはずなので、マンハッタンカフェ産駒を見つけたら、ヒモに入れましょう。基本的には上でも書いたように父サンデー系と母父ヨーロピアン系(ノーザンダンサー系やグレイソブリン系)が強いレースとなっており、これらのパターンから外れる馬も、父か母父にヘイルトゥリーズン系(サンデー系やロベルト系)の血が入った馬が3着内の30頭のうち、28頭となっており、これらの血を持っていることが必須条件ともいえるかもしれないです。

~ローテーションから予想する~

 

(1)勝馬の特徴

 

 中3週で来た馬が4勝、中2週で来た馬が2勝、中1週で来た馬が2勝となっており、これらの馬が過去10年で8勝となっています。極端に長い休養明け(2か月以上)の馬も、2勝しており中途半端な休養よりがっつり休んでいた方が来るのかもしれない。パールステークス組が3勝となっており、その他も条件戦やオープン戦組の方が勝率が高く、重賞組はハンデが重くなる傾向もあり苦戦しています。

(2)2,3着馬の特徴

ここも中3週からの臨戦が20頭中6頭を占めています。そして1着馬の条件と同じく、20頭中12頭が条件戦からの臨戦が有利となっており、前走重賞馬はハンデの影響もあって基本的にあまり来ていないデータとなっています。 

 

~マーメイドSは馬齢から予想する~

 

(1)勝馬の特徴

 勝馬は5歳馬が7勝しており、4歳馬が2勝している。あまりの高齢馬は来ない。またあまり出走してこないが3歳馬も1度も馬券に絡んでいないので注意が必要。

 

(2)2,3着馬の特徴

 20頭のうち10頭が5歳馬が3着以内となっており基本的に5歳馬からいくといい結果になりやすいです。2,3着には高齢馬も突っ込んできており、そのすべてが10番人気以上となっていて、穴をねらう場合は高齢馬を狙うといい結果となっている。 

~ハンデから予想する~

 

一着馬の特徴

 勝馬のハンデを見ていると53.0㎏が6勝となっている。あとは55.0㎏も2勝しているがその他のハンデ馬はほぼ来ていない。また55.0㎏では3番人気以内の有力馬しか来ていないので注意。1着に来る馬としては53.0㎏の馬を探すのが吉となっている。

 

 

  ~まとめ~

以上のように、マーメイドSは血統を優先的に考え、父がサンデー系で、かつ母父がヨーロピアン(ノーザンダンサーや、トニービンを筆頭にグレイソブリン系)の血を持っている5歳馬を探し、それか母父にヘイルトゥリーズン系(サンデー系、ロベルト系)の血を持っているかを確認し、53.0㎏の馬を買うのが一番データ的には来ると思われますので是非参考にしてもらえばと思います。またこのレースは非常に難解なため、1頭の馬で単勝と複勝を1:2の割合で買うことをお勧めします。理由は複勝が1.5倍以上つけばもとにはなることと、単勝人気が割れることが多くあるでしょうから、このような買い方をすれば本命が1着に来ればそこそこの配当となり、外れても元にはなるといった買い方をお勧めします。

 

 

蛇足

今回の記事は1年に1度書き直して、毎年使えるようにしていこうと思うのでこれからも記事の内容が変わっていくと思います。


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