人生逆転満塁ホームラン

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過去10年のデータで読むユニコーンS

恐ろしいくらい完璧に書いていたデータがハマったマーメイドSとエプソムカップ。この調子で来週のユニコーンSも過去10年のデータを分析して来週に生かしていきましょう。

ユニコーンSとは1996年に3歳ダート路線の整備に伴い創立したレースで中央で一番最初に3歳限定ダート重賞となったレースです。

元々は3歳ダート3冠レースの一つでしたが、今はジャパンダートダービーの前哨戦的な扱いとなってます。しかし、私の意見ですが実質、春までの中央3歳ダート王決定戦だと認識しており、ここを勝った馬はゴールドドリーム、ノンコノユメ、ベストウォーリア、古くではカネヒキリなどのG1馬もこのレースを勝っており、今後を占う意味でも非常に重要なレースとなっています。

 

では最初にユニコーンSの勝馬の特徴について考えていこうと思います。

 

勝馬の血統分析

このレースの勝馬はサンデーサイレンス系が過去10年で5勝となっており、ここでもまずはサンデーサイレンス系から考えていくのが基本となります。

しかし注意しておきたいのが現在の競馬界で圧倒的な成績を残している、ディープインパクト産駒が過去10年で30頭のうち馬券に絡んだ馬が1頭しかいない点と、種牡馬界のツートップであるキングカメハメハ産駒もこのレースを苦手としており過去10年で3着に1度入っただけということになっています。

血統から勝馬を探る際にはまず父サンデー系が強いのもですが、ここでは母父に注目してほしいです。母父がミスタープロスペクター系の馬が、過去10年で4勝しているのですが、ノーザンダンサー系の馬も5勝となっており、過去10年で9割がこのどちらかの血を引いた馬が勝っています。

2,3着馬の血統分析

2,3着馬に来る馬も、母父がノーザンダンサー系の馬が、20頭中7頭が馬券に絡んでおり、母父ミスプロ系も6頭が絡んでおり、およそ2,3着馬の65%がこの二つの血統から生まれている。父サンデー系で母父にノーザンダンサーかミスプロ系の馬も7頭が馬券に絡んでおり、むしろ父サンデー系の馬は母父ノーザンダンサーかミスプロ系の血を引いていない馬は3着以内が皆無な状況となっている。

また父がノーザンダンサー系は母父にミスプロ系やサンデー系の血を持っている馬が有利で、父ミスプロ系もノーザンダンサー系かミスプロ系、もしくはサンデー系の馬の血を持っていないと厳しい。また父ミスプロ系×ミスプロ系、ノーザンダンサー系×ノーザンダンサー系などの組み合わせも来ているので注意。よって、ノーザンダンサー、ミスプロ、サンデー系の血をまったく引いていない馬はユニコーンSでは買いずらいという結果が出ている。

 

勝馬の人気分析

勝馬を人気から分析した場合、1番人気が過去10年で5勝となっており、残りも2番人気が2勝、3番人気が3勝と基本的に上位人気馬が予想通り来ることが多いレースである。

また1番人気と2番人気の馬がワンツーで決まることも多く過去10年で5回がこのパターンで決まっている。なので馬連1点買いで押さえを買っておくとよい結果になりやすい。また1番人気は過去8回、2着以内となっており馬単の軸として、買い2番人気と3番人気の4点買いで買うのが一番確率が高い馬券となる。

 

2,3着馬の人気分析

まず2番人気の馬が3着以内に入る率が高く、10年で5回、2,3着に入っている。また1着に入った数も入れると、過去7回が2番人気が2,3着に入っているので注意が必要となっている。また、3番人気の馬も勝馬を含めず馬券に4度絡んでおり、勝馬を含めると7度馬券に絡んでいる。このように基本的に上位人気馬で決まる展開が多く、

また1~3番人気の馬単ボックスで購入すると過去10年のデータではおよそ8割がこのパターンで決まっている。

 

ローテーション分析

今年で5回目となる青龍S組が強いレースで過去4年で絞ると、

勝馬が1頭、3着内馬が12頭中6頭がこのレースから馬券に絡んでおり、特に青龍S1着馬はここ3年連続で馬券に絡んでおり注意が必要となっています。

また2,3着馬に来る馬の特徴を挙げていきますと、中4週のローテから参戦してくる馬が2,3着に入ることが多いレースで、30頭中8頭がこのローテからの参戦馬ということになっています。

 

まとめ

基本的にこのレースは固い決着で終わることが多く、高確率で上位人気馬が評判通り勝っているレースとなっています。また青龍S組はレース自体施行されてまだ今年で5年目と日が浅いですが、ここまで素晴らしい成績を残しており、1着馬は3年連続馬券に絡んでいますので、注意が必要です。また、サンデーサイレンス系が強いのはほとんどのレースでの傾向ではありますが、ディープインパクト産駒が思ったより良い成績が残せていないのと、東京ダート1600mという如何にもな条件のキンカメ産駒も飛びまくっているのが意外なデータとなっています。ここら辺も今年のレースでの見どころですね。


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