人生逆転満塁ホームラン

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日本VSベルギー 下馬評を覆して勝てないか真剣に考えて見た

 

今日はサッカーの話題です。そうです、ワールドカップです。ついに決勝トーナメント1回戦、日本VSベルギーの試合が始まろうとしています。

日本VSベルギーの試合に当たって、やはりというか当然ながら日本の下馬評は総じて低い結果となっています。

 

私は前に書いた記事でベルギーを本命にしていますので、当然ながらここでも本命視は変わりません。今大会屈指のタレントを率い、コロンビアのようなでは、戦前に感じた余裕というか甘さというかそういった感じも感じられませんし、正直かなり苦しい戦いになるのは間違いありません。では絶対に日本は勝てないのか?という点につきましては少し反論できるかもしれません。

 

 

 

ところで、話は変わりますが決勝トーナメントを勝ちに行くために必要な勝率ってどれくらい必要か分るでしょうか?

 

 

 

 

 

 

普通に考えたら、4連勝しなくてはならないので100%と、なるかもしれませんが、そうではありません。では90%?80%?

いえ、そのどれもが不正解です。

 

 

正解は4連勝できるチームです。仮に日本が100戦やって96回負けても構いません。勝率4%でも優勝はできます。100回やって96回負けても「この大会で4連勝出来たら」優勝できます。

 

では、今回はそうなるためにはどうすればいいか?それを考えていけたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本が勝つために 対ベルギー基本戦術 

 

基本的にベルギーは圧倒的なタレント力を持ったチームで全ポジションにスーパーな選手を揃えています。巷では守備が少し不安があるという話もありますが、そんなことはありません。

ベルギーのレギュラーCBのトビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・フェルトンゲンのコンビはトッテナムのCBコンビであり、主要5大リーグのトップ5のチーム全部と比較しましても失点は25チーム中10位という結果が出ており、各国のメガクラブのDF陣に決して引けをとってないどころか上々の結果を出しています。

そのため守備に不安があるというのは嘘です。

攻撃陣に比較すると多少、格落ちしますが、攻撃陣が凄すぎるためそう見えるだけです。

では、そんなベルギー相手にどう戦えばいいか考えていきます。

 

守備編

 

まず、ベルギー相手に勝ちに行くのなら守備を徹底的に意識した戦いが必要です。

前回も書きましたが、チーム全体での守備は大前提ですので、宇佐美、本田など運動量の少ない選手は、後半以外出番はありません。

むしろ与えてはいけません。攻撃陣はファーストDFとして相手DF陣がボールを持ったら執拗に追いかけまわします。

 

そのためにはどうしても運動量が豊富な乾、香川、原口元気などを使わざるえません。出来ればこの試合に限って岡崎が使えれば良かったのですが、ニュースなどではケガをしたとの情報もありますし、代わりに大迫には頑張ってもらうしかありません。

前線には試合開始より守備を意識し相手を苛立たせるくらいの執拗なプレスを掛けていきたいです。

これが必要最低限です。

 

 

次に日本の3戦を見る限り、日本の守備陣は不用意なパスミスは少ないですが、攻撃陣のバックパスや中盤のパスミスから相手にいい形を何度も作られていました。

もう少し詳しく書くと攻撃の組み立て段階でのパスミスが目立ち、勝負のパスから奪われるのではなく、こういうパスで奪われるのでは話にならないので、こういうところではミスをしないよう徹底します。

決勝トーナメントではそういう不用意な行動や小さなミスが大きな代償を払うことになるので、決して不用意なミスを避けたいところです。

 

上記のようにチームとして守備の意識を持って、前線の選手もまず、守備のことから考え、攻撃は最後に考えるくらいの強い意志を持って守備から入っていきたいです。

 

 

攻撃編

 

私はベルギーに勝つには、1-0もしくは0-0からのPK以外ないと思っています。

今夜の日本は防戦一方の展開が簡単に予想できますので、ゲームのほとんどをボールを持たれる展開が予想されます。そうなったとき、考えられるのは縦パスからのカウンター、もしくはコンビネーションを生かした早いパス回し。これ以外に選択肢がありません。

では、ベルギーがこれらの戦術の中でもっともされて嫌なこととは何でしょう?

正解は、ひたすらカウンター狙いの縦ポンサッカーです。

 

前線に一人選手を残しておき、そこにひたすら縦パスを入れ、走らせる攻撃です。

単調ではありますが、やられた方は結構効きます。

最初は、簡単に処理できますが後半の終盤になってくると、かなりDFにとっては苦しい時間になってくるはずです。日本の執拗なプレスと、ひたすらの縦ポン。そうなれば相手の苛立ちも増えるでしょうし、もしかしたら危険なエリアではファールで止めてくる展開もあるかもしれません。

 

そこに勝機を見出すしかありません。ですので後半が勝負となってきます。そのためにも、失点はなんとしても防ぐのが至上命題となってきます。

 

ベルギー相手に無失点。そんなの無理だ。という意見は一杯あるでしょう。

…そうですね、限りなく無理でしょう。私もそう思います。

でも、勝つにはそれしかありません。川島が人生最高の調子の良さを見せるのでもいいですし、DF陣が大会一のパフォーマンスを見せてくれても構いません。

なんとしても失点を防ぐ。そのためには運も必要になるでしょうし、

不用意なミスを減らし、ゴール前にバスを置いてでも失点をしない、得点をさせないという強い意志を持って試合に臨んでほしいです。

 

泣いても笑ってもあと5時間。少し仮眠を取って、私も観戦準備をしていこうと思います。